Large-scale numerical optimization for extracting phase-space structures in developed turbulence
Eiichi Sasaki(Graduate school of Engineering Science, Akita University)

Abstract

力学系理論によれば,カオスアトラクタは自己相似構造(Cantor集合)をもち,そのすきまに多数の定常解・周期解(以下,数値解)が存在する.本研究は,大自由度散逸力学系の典型例である発達乱流について,アトラクタの相空間構造を体系的に記述することを目的とする.エネルギー散逸の時空間ゆらぎに基づく分類問題を定式化し,相空間上にエネルギーの平衡境界を構成する.正則化つき最適化問題によって平衡境界上で数値解を選択的に検出することで,数値解の力学的性質によって乱流に潜む本質的な運動を同定する.

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