高速CFDコードを用いた次世代空力応用研究プラットフォーム構築に向けた実証研究
松尾裕一(宇宙航空研究開発機構)

概要

JAXAでは,非構造の圧縮性から高速計算実行が可能な汎用流体解析(CFD)コードFaSTAR (FaST Aerodynamic Routines)を開発している.FaSTARは,MPIによる並列実行が可能で,ワークステーションからスパコンまで,任意の環境で動作できる.また,JAXAから全国の大学に提供されており,平成27年度現在18大学3高専の授業や研究に利用されている.しかしながら,地方大学では,ワークステーション利用が主であり,研究進展により大規模な並列計算やパラメータスタディが必要となっても,計算機環境が手元にないためスパコンが整備されている大学との環境差問題が顕在化しており,産学公横断による大規模実行環境の整備が待たれているところである.本研究では,空力最適化フレームワークを構築し,プラズマアクチュエータによる流体制御最適化等に適用することを通じて,CFDなどのツールや並列計算実行環境を用いた研究プラットフォームを構築することにより,空力応用研究の高度化・現代化,成果創出の加速化に資することを目指す.

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